大曲の花火・2007年(第81回)大会をプレイバック! 成績まとめ
筆者が「大曲の花火」を初めて見たのは2007年の第81回大会でした。それから欠かさず毎年通っています。実は、その前年までまったく花火に興味がなかったのがウソみたいに嵌ってしまいました。(その嵌った経緯については、おいおい自己紹介のページに書いてみようと思っています。)
さて、前置きはこれぐらいにして、 2007年の競技結果をシェアします。
当時のプログラムをひっぱり出して作成したものです。もし打ち間違いがありましたらスミマセン。
★ 大曲の花火 2007年度(第81回)大会の競技結果
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私が「大曲の花火」に嵌ったころ、こういうのあったらいいなをカタチにしたものです。花火の世界に、花火競技会に、興味を持つ人が1人でも増えたら嬉しいなと思いながら、まとめました。
こういうの、喜んでくれる人に届いたら嬉しいな!!
■総括
2004年、2005年と2連覇を達成した「野村花火工業」が、翌2006年に「紅屋青木煙火店」に阻まれた総合優勝を見事に取り返したのが2007年でした。『割物の部』と『創造花火の部』の両方を制したのですから圧勝と言える結果ですね。 なお、割物の部に限れば、「野村花火工業」はこの年の優勝で『割物の部5連覇』を達成されました。
・私の感想
このころは予備知識もなく、花火を見る目も肥えてなくて、正直あまり覚えていません。なので総括もあっさりしてますね。。 ただ強烈に覚えているのは、「大会提供~↑」のアナウンスに場内がどっと盛り上がり、知らない私もワクワクした事と、花火が終わった後の「エール交換」が美しいと思った事、それに野村花火工業の創造花火「メッセージ~永遠の光になって~」の儚い美しさでした。
その前年の紅白歌合戦で披露し大ヒットした秋川雅史さんの「千の風なって」に乗せ、侘び寂びを感じさせる大人なプラグラムでした。なぜか分からないけど、涙が出たのを覚えています。この頃はまだ親父も健在だったのに。
よく、野村さんの花火の青色が綺麗で「野村ブルー」と呼ばれるのを聞きますが、私にとってはこの時見た「鮮やかで深い独特のミドリ」が野村さんの花火で一番好きな色です。
ともかく、私がもっとも感動した作品が優勝してくれたことで「競技会って面白いな。大曲は遠くて大変だけど来年も見に行こう」という気持ちになったのが2007年でした。
■おまけの部
写真は、せっかく秋田まで行ったのだからと記念に買って帰った500円のプログラムです。他に安いプログラムもあったのですが、内容が一番充実していて立派だったのでこれを選びました。
私の運命を変えてしまった一冊です。(大袈裟?)
花火って奥深いんだなーと学ぶことが出来たガイドブックです。
誰かにあげたのか、無くしてしまったのか、2009年だけは歯抜けの状態ですが、このガイドブックの目玉企画「花火師探訪シリーズ」もまとめようと思います。
『大曲の花火ガイドブック 第10号』
花火師訪問① 長野県 紅屋青木煙火店(青木昭夫社長)
- 違いのわかる青木ブランドを目指して
- 割物名人のプライドを注ぎ込んだ創造花火で内閣総理大臣賞を受賞
- 「割物の神様」の称号
- 安定感と信頼感。日本一になっても妥協はない。青木昭夫の花火哲学「一生懸命つくった花火はお客様の心を打つ」
花火師訪問② 長野県 太陽堂田村煙火店(田村清治社長)
- 田村家伝承のこだわりの花火づくり
- 花火の伝道師
- 大曲の花火は日本で一番難しい大会。花火師にとって最高の舞台。
- 昇曲導にも手を抜かない。田村の花火づくりはディテイルにもこだわる。
ー次回予告ー
次回、プレイバック2008! 「2008年大会」を振り返るの巻き
お楽しみに^^